カスタマーケース

クオピオ市（フィンランド）

質の高い学びを支えるあそび場

フィンランドは世界最高の教育システムを誇る国です。フィンランドのクオピオ市にある学校とデイケアセンターには、学習に対するこだわりが表れています。校庭やあそび場も例外ではありません。校舎を取り囲む広大なスペースには、入念に設計されたあそび場や、アクティビティゾーンがあります。子どもたちは、あそび場でこれから生きていくために必要なライフスキルを学び、有り余るエネルギーを発散することができます。このあそび場は、学習に必要な基盤を形成し、子どもたちの健康に貢献することに特化しています。

このあそび場は、フィンランドの官民パートナーシップ・モデル（PPP）によって実現されました。PPPでは、請負業者が20年間、あそび場を維持する責任を負います。そのため、遊具の品質と耐久性は請負業者にとって極めて重要です。クオピオ市は、長年コンパンの遊具を愛用しており、このあそび場にもコンパンの製品を採用することにしました。

「休み時間は、あそびに夢中な子どもたちの姿であふれています。彼らはここで遊ぶのが何より好きなのです。」

Anniina Pyykönen - Hiltulanlahti 教師

目的のあるあそび場づくり

このあそび場にある製品はすべて、子どもたちの発育と学習、あそびを支援するために厳選されたものです。どの遊具も、見た目以上の価値を提供します。ファイブウェイスイング（ブランコ）は、友人同士が輪になって向かい合いながらブランコに乗ることができ、独特の一体感を与えます。このブランコは、子どもたちの前庭系、言語能力、社会性を鍛えます。Multi Use Game Areaは、活発に体を動かすのためのエリアです。ここではさまざまなボール遊びができ、身体能力を鍛えるだけでなくチームワークを学ぶことができます。子どもたちは、休み時間に体を思い切り動かすことで、有り余るエネルギーを消費することができます。Supernovaは子どもたちにとってチャレンジングで楽しい遊具です。バランス感覚、コーディネーション能力、スタミナ、そして少しの勇気が必要です。クライミングネットは、小さな子どもたちがクロスコーディネーションスキルを鍛えることができます。4つのタワーで構成される大きな遊具では、のぼったり、2つある橋を渡ったりすることもできます。

このあそび場は「触れ合いながら一緒に遊ぶクラスメイトはいじめをしない」という学校の考えに基づいて設計されています。子どもたちの発育を支援し、共により良く生きる社会性を身につける場所です。