概要
自閉スペクトラム症(ASD)の児童が使いやすいあそび場
アコーンパーク特別支援学校には、地元の学校に通うことが困難な自閉症スペクトラム症(ASD)の子どもたちが通っています。イギリス全土に約40か所の特別支援学校やカレッジなどを運営するOutcomes First グループが運営しています。
「あそびを通じて、子どもたちは感情を表現したりコントロールしたりすることを身につけます。子どもたちは遊具で遊んでから教室に戻ってくると、授業により集中できるようになります。」
Selina Wightman, Therapy and Wellbeing
インクルーシブなあそび体験を
変化に富んだデザインと見通しが良さがこのあそび場の特長です。背の高い遊具があっても、デザインが工夫されているため視界を遮ることはありません。
異なるあそびのエリア(ゾーン)にはそれぞれ案内板があります。活発に体を動かすゾーン、静かに遊ぶゾーンなどが、一目で分かるようになっています。固有受容覚(自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚)や視覚、聴覚に働きかける遊具がどこにあるのかを示しています。
これらの案内は子どもたちが「どこで」「どんなあそびができるか」を知るためだけではなく、保育者やセラピストが児童の発達に「どの遊具」が「どう役に立つのか」を理解するためにも必要です。
感覚を刺激し脳機能を養うためには、長い時間、繰り返し様々な方法で、揺れたり、登ったり、回転したりして体を動かす必要があります。さまざまな動きは、子どもたちの感覚を養うだけでなく、感情をコントロールするためにも役立ちます。
体を動かすあそび
運動能力、筋力、持久力を向上させる社会情動的スキルを高めるあそび
チームワークや忍耐力を高め、社会性を身につける認知能力を育むあそび
知的好奇心や理解力、思考力を育むProducts in this solution
Explore standard products identical or similar to the ones found in this solution.
お問い合わせ
空欄を記入してください。