概要

Location

イギリス

Customer

Norwich, Norfolk

セクター

学校

対象年齢

5歳以上

利用人数

約50人

自閉スペクトラム症(ASD)の児童が使いやすいあそび場

アコーンパーク特別支援学校には、地元の学校に通うことが困難な自閉症スペクトラム症(ASD)の子どもたちが通っています。イギリス全土に約40か所の特別支援学校やカレッジなどを運営するOutcomes First グループが運営しています。

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「あそびを通じて、子どもたちは感情を表現したりコントロールしたりすることを身につけます。子どもたちは遊具で遊んでから教室に戻ってくると、授業により集中できるようになります。」

Selina Wightman, Therapy and Wellbeing

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インクルーシブなあそび体験を

変化に富んだデザインと見通しが良さがこのあそび場の特長です。背の高い遊具があっても、デザインが工夫されているため視界を遮ることはありません。

異なるあそびのエリア(ゾーン)にはそれぞれ案内板があります。活発に体を動かすゾーン、静かに遊ぶゾーンなどが、一目で分かるようになっています。固有受容覚(自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚)や視覚、聴覚に働きかける遊具がどこにあるのかを示しています。

これらの案内は子どもたちが「どこで」「どんなあそびができるか」を知るためだけではなく、保育者やセラピストが児童の発達に「どの遊具」が「どう役に立つのか」を理解するためにも必要です。

感覚を刺激し脳機能を養うためには、長い時間、繰り返し様々な方法で、揺れたり、登ったり、回転したりして体を動かす必要があります。さまざまな動きは、子どもたちの感覚を養うだけでなく、感情をコントロールするためにも役立ちます。

体を動かすあそび
運動能力、筋力、持久力を向上させる
社会情動的スキルを高めるあそび
チームワークや忍耐力を高め、社会性を身につける
認知能力を育むあそび
知的好奇心や理解力、思考力を育む

お問い合わせ

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世界の事例

クウェート インターナショナルスクールプレイグラウンド

デンマークのEbberup小学校にある緑色フレームのネット遊具

デンマーク Ebberup小学校

木製タワー遊具にむかって走るノースタンパクリスチャンアカデミーの子どもたち

米国 ノースタンパ・クリスチャンアカデミー

コペンハーゲンインターナショナルスクールのスペースネット

デンマーク コペンハーゲンインターナショナルスクール

teens playing on GALAXY play system at Hældager School

デンマーク ヘルダガースクール

アトランタ ウェストミンスタースクールの森の中にあるあそび場

アメリカ合衆国 ウェストミンスタースクール

フィットネスとボールゲームエリアがある学校の運動場の航空写真

Segbroek College(オランダ)

濡れた路面が敷かれた子供の学校の運動場の航空写真

スコットランド コーパス・クリスティ小学校

リバーサイド中学校の校庭でブランコをして遊ぶ生徒

アメリカ合衆国 リバーサイド中学校

ミュンヘンの学校でロープクライミング遊具で遊ぶ子どもたち

ドイツ Leibengerstrasse小学校