カスタマーケース
リンウッドパーク・メガプレイグラウンド
概要
カリフォルニア州リンウッドの市職員は、新しいあそび場をつくるにあたり、この公園のルーツであるスペースエイジを称えるものにしたいと考えました。しかし、単に宇宙をテーマにするのではなく、20世紀のスペースエイジを21世紀の現代らしいものにアップデートすることを条件としました。
コンパンは市とランドスケープアーキテクチャ会社と協力し、最先端の遊具を設計・製作。6.7メートルの幅をもつ土星が、訪れる人々を惑星の軌道へと引き込みます。
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「土星の輪はいくつつくれる?球体の中では何ができる?どのくらいの大きさにする?自分たちでは答えがわからないことだらけでした。」
Ying-yu Hung(SWAグループ PLA マネージングプリンシパル)
土星の球体や多層構造になったロープネット遊具、周辺に設置された遊具などはすべて、子どもたちの運動を促すことを目指してデザインされました。自立型の回転遊具は、主要衛星、流星、人工衛星など、太陽系で2番目に大きな惑星の軌道にのったさまざまな宇宙空間の物体を表現しています。
土星に使われているネットは這う、登るといったチャレンジを提供します。子どもたちは土星の輪を行ったり来たりできるだけでなく、球体内のらせん状ネットスロープを上り下りしたりトンネルをくぐりぬけたりなど、やりがいのある挑戦を楽しむことができます。
メインとなるこの遊具にすべり台を備える案が出たとき、丸い天体の形にするのは絶対条件でした。コンパンデザインスタジオのデザイナーとエンジニアは、すべり台を遊具中央の支柱と融合させて内部に設置することでこの課題をクリアしました。
ダイアモンド型の細かいメッシュネットのCOROMESHが立体的ならせん構造を可能にしています。ランドスケープアーキテクトは、子どもたちに空を見上げる機会を与えたいと考え、「オキュラス」キャップをつくりました。これはあそび場に自然な明るさを加えてくれています。手づくりのキャンバスパネルは内部に日陰をつくってくれるだけでなく、遊具全体に施された土星の回転をイメージしたデザインを強調しています。
「公園としての理想像や必要なものはわかっていましたが、具体的なイメージはできていませんでした。そんな私たちにとって、コンパンはビジョンをまとめてくれる最高のパートナーでした。」
Mark Flores(カリフォルニア州リンウッド レクリエーション・コミュニティサービス部長)
リンウッドパークのメガプレイグラウンドには、その他にも宇宙探査をテーマにした遊具があります。そのひとつである高さ9メートルのGIANTロケットタワーは、1960年代にリンウッドパークにあった遊具に敬意を払って設置されました。この公園では持続可能な取り組みの一環として在来種の樹木を植えており、26メートルの長さがある「コンステレーションウォーク」では、その木立の下で子どもたちがロープ遊びを楽しむことができます。 幼児用の「火星探査車」では、2歳から5歳の子どもたちが、年齢に応じたテーマ遊びで自分たちの惑星を発見することができます。
体を動かすあそび
運動能力、筋力、持久力を向上させる認知能力を育むあそび
知的好奇心や理解力、思考力を育む社会情動的スキルを高めるあそび
チームワークや忍耐力を高め、社会性を身につける創造力を育むあそび
試行錯誤をしながら、何かを創り出す体験をする使用されている製品
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