愛の都のオアシス
都心部では土地は貴重です。特にパリ14区では、1平方キロメートルあたり2万5000人もの人口密度になっているため、スペースの有効活用は重要課題です。そういった高密度の住宅事情をよそに、自治体は地域の憩いの場をつくろうと計画しました。2004年、The Garden of ZAC Didot(当時の仮称)がつくられ、小さな庭園の一角はあそび場として若いコミュニティに不可欠なエネルギー発散の場として提供されました。コンパンが取り組んだのは、テニスコートほどの大きさのスペースをできる限り広く、有効活用することでした。
「プロジェクトでは住宅地の中心にあるZAC Didot庭園を最大限活用しました。新しい現代的なあそび場は周辺の人々を呼び込み生活を豊かにすることを目指しています。」
Eric Gerbier(コンパン フランス)
都市空間を有効活用する
庭園を歩いていくと、コンパンの定番の人気遊具が見えてきます。ウマのスプリング遊具Crazy Ganderです。その他にも、枠のついた回転遊具のTipi Carouselやトラックライドにつながるお城など、コンパクトなスペースには小さなパリジャンたちが楽しめるしかけがつまっています。この庭園で遊ぶなかで、子どもたちは多種多様な遊具によって社会的にも身体的にもチャレンジすることができ、認知能力や創造性を鍛えることができます。
体を動かすあそび
運動能力、筋力、持久力を向上させる認知能力を育むあそび
知的好奇心や理解力、思考力を育む社会情動的スキルを高めるあそび
チームワークや忍耐力を高め、社会性を身につける創造力を育むあそび
試行錯誤をしながら、何かを創り出す体験をする使用されている製品
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